破綻のリスク

今のしくみは社会の発展を加速するために優れたしくみだった。が、資本主義は常にパイを拡張しないと成立しないしくみだ。全速力で皆が走り続けないといけないしくみでもある。
ITの進化や社会のしくみの整備やインフラの整備の進展に伴い、こういった流れを加速し、加速すればするほど、それによりさらに世の中が進化し、さらに加速する。このスパイラルは加速する一方だ。
そして、根本的なしくみを変えなければ、いずれ破たんする。破たんに向けてアクセルをめいっぱい踏み続けているのが今の状態だ。
本質的なしくみの改善には手をつけず小手先の失業対策や景気刺激策をとったところで、努力は成果に結びつきにくい時代（状況）に突入している。本質的な流れを止めることはできない。
自転車操業的な拡大再生産が必須の社会構造はやめるべきだ。
資源が有限であることや地球環境への負担を考えても、持続可能な社会構造にシフトし、地球やその上の生き物への負担も減らしていくようにシフトすべきだ。
破たんの地点に近づけば近づくほど、しくみを変えたときの混乱が大きいはずだ。
可能な限り早い時点で方針を定めある程度十分な時間軸でソフトランディングさせるシナリオを構築すべきだ。
1日1日破たんのリスクと混乱のリスクは大きくなっている。

タグ：発展 加速 資本主義 パイ 拡張 IT 進化 社会のしくみ インフラ スパイラル 破たん アクセル 本質 しくみ 改善 失業対策 景気刺激策 努力 成果 時代 自転車操業 拡大再生産 社会構造 資源が有限 地球環境 負担 持続可能 シフト 地球 生き物 混乱 ソフトランディング シナリオ リスク