SSブログ

ワークシェア [新しいしくみ]

この「究極の姿」が人々のめざす姿でいいのだろうか。これだとあまりにも幸せな人が少ない社会だ。
成熟した社会には、現在の市場経済主義はなじまない。際限なく生存競争を強いられるしくみだからだ。
しかし、この究極の姿も少しだけ変形(進化)させるとすばらしい世の中、理想像に進化すると考えられる。
そもそも人々は生活を楽にするために工夫を積み重ね発展してきた。
その結果、労働時間もずいぶんと減ってきた。
失業者が増えることが正しくないのか?
働きたいのに働く場がない人が多い状態は望ましくない。しかし、必要な仕事は皆でわかちあい、あとは好きなことをして暮らしていける社会ということであればすばらしい世の中に違いあるまい。
「究極の姿」では、一部の企業や人々だけで、人々の生活維持に必要な商品を市場へ提供するだけの生産能力を有しており、その生産に対してだけであれば、全ての人々がフルに働くだけの仕事量はない。
解決策は、「究極の姿」で残っている仕事を、効率性や健全に発展していくしくみを損なわずに世の中の人みんなで分け合う、すなわち、ワークシェアすればいいのだ。
効率化したしくみを、「過当競争」と「失業」という不幸な形でなく、皆で仕事を分かち合い、ゆとりをもった世の中にしようということだ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

破綻のリスク参考文献 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。