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世界政府をよりどころとした通貨統一 [新しいしくみ]

世界政府体制への移行ができると通貨統一もスコープに入ってくる。
グローバルな時代、世界政府配下の通貨は1種類でいい。

国ごとの通貨発行は国固有の金融政策ができるのと密接なつながりがあると思うが、国独自の通貨発行ができないからといって国ごとの金融政策ができなくなるということはないと考える。通貨統一になっても国ごとの金融政策は可能だ。世界銀行がグローバルな金融政策をにない、各国で必要な固有の金融政策は各国で行えばいい。
現在、金融政策は各国の中央銀行が担い、政策金利コントロール(公定歩合など)、預金準備率の変更、公開市場操作が柱とされていると思う。
このうち、政策金利コントロールに関しては、ある地域の経済活性化のために低金利にしたいのであれば、その地域に帰属している主体(法人や個人)に限定して低金利融資すればいい。中小企業向けや特定産業向けなど対象を絞った政策的な融資政策はいくらでも実績がある。逆に、経済活性度を引き締めたい時には税率を上げるなど課税で対応するなどが考えられる。
預金準備率の変更、公開市場操作はどちらも通貨供給量のコントロールだが、直接金融の比率が高くなっているし、お金の殆どはもはや電子的にネットワークを駆け巡り、その駆け巡るスピード(取引回数)によって見かけの総通貨供給量は変わるだろうから、中央銀行の施策は以前に比べ効果を発揮できにくくなっているのでないか。

世界政府ができると各国はお互いに助けあう関係となるのに加え、公共資本主義のもと世界政府に帰属したスーパーサプライヤー全盛の時代となるため、国際収支不均衡の概念もなくなる。国ごとに通貨を発行し変動相場制でバランスを図るしくみは不要となる。世界統一通貨にするほうが全体をコントロールしやすいのは明らかだ。。

通貨統一により、自分の力が及ばない通貨高や通貨安で、国をまたがって活動している法人や個人が一喜一憂することはなくなる。
また、金融業者やFxサービス顧客が為替取引で利ザヤを得る分、国をまたがって活動している法人や個人が損してバカを見るということこともなくなる。

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